最低賃金が過去最大41円引き上げられる見通し、というニュースを
先日目にしたところです。

上の息子、いわゆる「Ａ型さん」という事業所にいるので、
最低賃金が上がれば、時給も上がるはずなのですが、
（Ａ型は雇用契約なので）、

経営母体の方が、賃金が上がると成り立たなくなるので、
Ｂ型に事業変更するかも、という話を聞いています。

Ｂ型だと、雇用契約ではなくなるので、有給休暇もなくなるし、
最低賃金が上がっても賃金が上がることもない。

中小は、最低賃金が上がると、経営が厳しくなるところも多いのでしょうね。
でも、この物価高の昨今、賃金が上がらなければ生活も厳しい。
息子の話を聞くと、そういった現実を目の前に突き付けられる思いです。

そんな中、
海外視察研修中の国会議員が、
観光旅行写真をＳＮＳにあげてしまって、とんだ騒ぎになってますね。

もう、あほ、としか言えない・・

世間の反応が想像つかないほど浮かれていたのか、
フランスに行ったことを政治活動としてアピールするのにふさわしい写真だと思ったのか。

昔はありました、この手の視察研修。
それは、インターネットが発達していない頃、
現地に行って話を聞くことが必要だった30年以上も前の話。

その当時だって、
きちんとそれなりに出張報告を作り、
例え勤務時間終了後の行動だとしても「福岡で美味しいもつ鍋食べました」とは書かない。

３泊４日？くらいだったようですが、
その短さで、フランスの少子化対策をどのくらい学び、
政策に生かせるんだろう。
もちろん、事前にじっくり勉強して、
不明な点を現地で確認したと思いますが・・３０人以上で寄ってたかって。

ツイッターがＸになって、
リツイートやツイ廃をどう表現するのか、が話題になっていましたが、

「バカッター」も仲間に入れてください。

週末、息子の話を聞いた直後だったので、
なんだか妙に腹が立ってしまいました。