50代後半 猫とのんびり過ごしたい

フルタイム勤務で子供二人の忙しい日々も過ぎ、気がつけば一人と猫1匹の暮らしとなりました。定年まであと何年?のんびりゆったり暮らすのが夢です。

父が旅立ちましたー2 葬儀の段取り

葬儀会社で用意してくれた会場に着き、
父が安置されるまで駐車場で少し待って、
父が眠っている近くで、葬儀の内容についての打ち合わせがありました。


私の実家は、
数年前に墓じまいをしており、
そのタイミングで両親も納骨堂の契約をしていました。
そして、
チラシで見た、という葬儀会社にも、
あらかじめ2人分の会費を払っていたそうです。


まずは、どのような葬儀にするか。
最近は、直葬や、お別れの会だけ、などいろいろあるようですが、
一緒に暮らしていた姉の希望により、
通夜、告別式を執り行うこととし、
喪主は母となりました。


両親の兄弟はすでに全員他界していたため、
参列するのは、母と子ども3人、そして、4人いる孫のうち、
私の上の息子が近くにいるので、計5人。
こじんまりとした家族葬です。


希望した会場の都合で、
亡くなって1日空けて次の日に通夜、翌日告別式となり、
地方紙のお悔やみ欄には、さらに次の日に掲載する・・ということまでが
当日決まった内容です。


細かい話は東京から兄が来てから。


その日は、父を会場に安置して、わたしと姉は会場を後にしました。
翌日、葬儀会場となる場所へは、
夕方に移動するということだったので、
いったん、私は、
息子の用意もあって札幌の自宅に戻ってきました。


翌日。
兄が東京からかけつけ、その足で父が安置されている場所まで3人で向かい、
葬儀の詳細な打ち合わせです。


葬儀会社の担当は若い男性。
途中、昔話で話が脱線しがちだった私たちにも根気よくつきあってくださいました。


祭壇、遺影、死装束、骨壺、骨覆、火葬場までの車、食事等の手配をお願いし、
お経をあげていただくお坊さんも、お付き合いのあるところから探していただくことになりました。


母が、施設から車いすで参列するため、
葬儀会場は1階で車いすが利用できる控室とベッドがある場所、ということで、
家族5人だけの参列の割には、
広い控室をご用意いただきました。


ところで、
祭壇等々、いろいろとランクがあり、こだわるとどんどんお値段が上がっていきますが、
葬儀会社の担当者さんは、
変な営業をすることもなく、
正直、この値段だと安い方で十分ですよ、など、
こちらが躊躇してしまいそうなポイントで助け舟を出してくださり、


両親が、最初に葬儀会社に払った会費を除くと、
お坊さんへのお布施も含めて76万ほど。
そのほかに、運ばれた病院への支払いが2万円。


これは高いのか安いのか正直わかりませんが、
まかなうことができない額ではなかったので、ほっと一安心でした。