50代後半 猫とのんびり過ごしたい

フルタイム勤務で子供二人の忙しい日々も過ぎ、気がつけば一人と猫1匹の暮らしとなりました。定年まであと何年?のんびりゆったり暮らすのが夢です。

父が旅立ちましたー4 手続きは山のように

通夜が終わって控室に戻ってから、
葬儀会社の別の方が挨拶に来てくれました。


これから、市役所への手続き、年金事務所への手続き等々あるので、
一度自宅で説明してくれる、ということでした。
葬儀会社のアフターフォローって充実しているんですね。


実は数年前、兄弟が集まった時に、
私と兄は相続放棄することで合意していました。
私も兄も、進学や就職のタイミングで家を出て、
その後両親と一緒に暮らして、面倒を見てくれていたのは姉です。


そして、私と兄は、1週間の休暇が終われば家を離れます。
なるべく、面倒な手続きのめどをつけておこうというのが、
私と兄の暗黙の了解ごとでした。


葬儀の翌日、葬儀会社の方が、家に出向いて下さり、
今後の手続きをまとめた冊子に沿って、
我が家の実態を聞きながら、一つずつ丁寧に説明してくださいました。


まずは市役所へ・・なのですが、
最近は、亡くなる人が多いので、市役所も予約制なんだとか。
幸い、近くの支所の方が空いているということだったので、
そちらで手続きをすることにしました。
各種手続きに必要な、
父が生まれてからの戸籍・・とりあえずわかっている分の郵送請求ができるよう、
兄がコンビニでプリントアウトしてきてくれました。


世帯主は父でしたので、
電気、ガス、水道、電話、新聞、生協の宅配に至るまで、
名義変更を順番に終わらせていかなければなりません。
また、銀行口座はすでに凍結されているそうなので、
そちらも解約の手続きをしないといけません。
また、年金事務所に行って、
父の年金の未払い分を請求し、
母に遺族年金が支給されるよう手続きをしなければなりません。
不動産の名義の変更もありますし・・


まずは、大事なものが保管されている、という金庫から、
書類を引っ張り出してきて、
他に手続き必要なものはないか、と探してみたら、
姉が知らなかった生命保険や互助組織の未請求分などがいくつか出てきました。


葬儀代にしようと思っていたのか、
母が勝手にかけていて父は知らなかったのか。


こういう時、
役割分担的に、なぜか私が問い合わせの電話担当となります。
あちこち電話をかけ、内容を確認して、
請求書を送ってもらうことにしている後ろで、
兄が、それぞれを束ねて付箋に内容を書いて貼っていく作業を進めました。


姉は・・一つ見つかるたびに思い出話。
急ぐもの以外は、順番に手続きできるよう、
箱に書類を立ててわかるようにしてきました。


さて、ネックは不動産です。
自宅は、母ではなく、姉に相続させようということになりましたが、
法務局のHPを見てもなかなかに面倒くさい。
最悪、司法書士さんにお願いすることも考えつつ、
まずは調べてみることにして、
遺産分割協議書を作成している最中です。
(ネットでフォーマットを見つけました)


2日間かけてある程度整理したところで、
兄は昨日、東京に戻っていきました。
姉は、市役所の手続きを終わらせ、
年金事務所にも予約を入れ、自動車の名義変更もなんとかなりそうという連絡があり、
ここまでは順調に進んでいます。


49日前後に納骨することになったので、
それまでにある程度めどがたつといいなと思っています。


しか~し!
久しぶりに訪ねた実家、ものが増えている!
冷蔵庫に入らない食品、、何種類も使っている洗濯洗剤。
買い置きだらけの生活用品。やたらとある食器。


故人の遺品の整理も含めて、
不用品整理の業者をお願いする?と兄と話していましたが、
姉が自分で少しずつする、というのでとりあえず様子を見ることにしました。


昨日、姉からラインで、
「静かな夜です」と送られてきました。
一人暮らしをしたことのない姉。
慣れるまでしばらくかかることと思います。


父が亡くなって1週間経ちました。
ぼちぼち疲れが出てくる頃。


それにしても暑い。
札幌、今35度あります。
父は、暑いのは大丈夫だったな~
少しずつ日常生活に戻しつつ、
心身を休ませようと思います。